





矯正は「機能的」であることが大切です。
歯並びが機能的であれば、見た目もきれいになっていきます。
矯正治療には「引っ張る」「押す」ことを組み合わせた方法が多様にあります。
これを患者様によって間違えのない矯正方法をオススメしています。
人によって遺伝性や先天性、子どもの頃のクセ・習慣や日常生活における外的要因などにより
歯並びやかみ合わせの不都合が起こります。
原因とどんな治療法で矯正装置がいいのかなど見極め診断していきます。
また、抜歯が必要か非抜歯でもいいのかなど多種多様です。
歯を動かすことはできますが、その歯が動くことによって、
歯肉の色や歯周組織に影響を与えることに注意しなければなりません。
歯の動かし方や装置の選択を間違えると正解にたどり着けなくなってしまうこともあります。
その正解にこだわりながら、患者さまの口腔が機能的になるように、
きれいになっていくように、矯正の方法を考え、お話しするようにしています。
小児矯正では、子どもの歯(乳歯)と大人の歯(永久歯)が混在した成長期、成人の骨格への歯と上顎の成長がほぼ止まる11歳より前に、第一期治療を行い、その後必要に応じて二期治療を行います。
第一期治療では、単純に歯を動かすだけでなく、歯列が並ぶ顎の大きさを拡げる、上顎を前後に移動させることによって、骨格の大きさや形態を改善する処置を行います。
第一期治療を行うことで、抜歯や外科処置が必要となる可能性を減らすことができます。
第一期治療で完了するケースも多いですが、必要に応じて第二期治療へと進みます。第二期治療は、成人矯正と同じように、ワイヤーとブラケットを用いるワイヤー矯正を行います。
成人矯正は歯と上顎の成長がほぼ止まる11歳以上です。
ワイヤーとブラケットを用いるワイヤー矯正やマウスピース矯正で、約2〜3年間を通して治療を行います。成人矯正では、日常生活での見た目が気になりにくい、ホワイトワイヤー矯正やマウスピース矯正もご用意しています。
成人矯正では、主に透明なブラケットによるホワイトワイヤーを使用した矯正治療で目立ちにくく負担の少ない矯正装置で矯正治療を行います。